ラベンナ旅行記3

2019年5月20日

世界遺産巡りはもう少し続きます!

サンタポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂【世界遺産】

サンタッポリナーレ・ヌオボの内部

後陣にモザイクの装飾はなく、バロック的な装飾が行われている。個人的にあまりモザイクとの相性がよくないように感じて少し残念な気がしました。第2次世界大戦後に修復されたものだそう。

側面にはキリストに関するエピソードがモザイクで表されている。

サンタッポリナーレ側面のモザイク画

後陣向かって左側、赤い帽子をかぶった東方三博士が聖母に贈り物を捧げる様子が描かれているが、この赤い帽子は修復師によって追加されたもので、オリジナルでは冠であったそう。

修復作業は元のものを忠実に蘇らせるものだと思っていましたが、アレンジを加えることもあるんですね。

 

ダンテの墓

ダンテの墓外観

ラベンナはモザイクが有名ですが、詩人ダンテが亡くなった街としても有名です。

フィレンツェ出身のダンテですが、教皇派と皇帝派の争いの末、フィレンツェを追放され、方々を放浪したのちにラベンナにたどり着きます。

再びフィレンツェに足を踏み入れれば、火あぶりの刑に処すとまで言っていたフィレンツェですが、彼の死後度々ダンテの遺体の返却をラベンナに求めています。

もちろんラベンナはこれに応じてはいません。

ダンテの墓

読書をする姿のダンテ。ブロンズの花輪は、第一次世界大戦の勝利を記念して陸軍より送られたもの。なぜ陸軍がダンテに贈り物をするのか、よく分からなかった…。

 

サン・フランチェスコ聖堂

サン・フランチェスコ聖堂内部

ダンテの墓のそばにあるサン・フランチェスコ聖堂。ダンテはこの聖堂で膝をついて祈りを捧げていたとのこと。

サン・フランチェスコ聖堂内部の水の下のモザイク画

祭壇の少し手前に地下納骨所がある。水につかったモザイクの床があり、ラテン語とギリシャ語で碑文が描かれている。

ライトを点灯しないと何も見えないので、ライトを点灯するようの小銭を必要です。

 

サンタッポリナーレ・クラッセ聖堂【世界遺産】

サンタッポリナーレ・イン・クラッセ後陣

3日目。残すは最後の世界遺産、サンタッポリナーレ・イン・クラッセ聖堂のみ。ここは少し離れているので車で移動。市内からバスもでています。

外観はこれまでの建物と同じように非常にシンプルですが、内部はご覧の通り、緑色を基調にしたほのぼのとしたモザイクの世界が広がっています。

サンタッポリナーレ・イン・クラッセ聖堂内部

後陣中央に描かれている十字架の上には、神の手。そして下には両手を広げているのが聖アッポリナーレが、12匹の羊に挟まれるように描かれています。

勝利のアーチ(丸く凹んだ所の上側)には光輪のあるキリストとその側には福音史家の象徴がいます。その下には牡牛が人類救済の歴史を象徴するエルサレムとベツレヘムの街からでてきているところも描かれてます。

このモチーフはほんとよく使われているので教会の装飾を見るときは注目してみてください。

 

ラベンナ散策を終えて

ラベンナのモザイクでできた看板

ほぼ歩いて回れるコンパクトにまとまった街です。今回は2泊3日でしたが詰め込めば1泊でも十分見てまわることができます。

街自体、モザイクとダンテで溢れていて居心地の良い街でした。観光客もローマやフィレンツェほどおらずゆったりとしているところもよかったです。

機会があればぜひ行ってみてください。

ちなみにオススメのレストランはこちら