夏前から時々歯に違和感があったので、歯医者に行ってきました。目視では虫歯はないとのこと、レントゲンを撮ってから再度診察を受けることになりました。私の通っている歯医者さんではレントゲンを撮る設備がないため、別の検査施設へ行く必要があります。緊急の場合はどうするのかなと思いつつ、写真を撮ってきました。
イタリアの歯科、保険診療か自費診療か
写真を持って再診察へ。私の歯医者さんはルイージといってとても気さくな語り口のやわらかな先生です。写真を見ると親知らずが斜めに生えようと歯茎の下から他の歯を押しているのが違和感の原因だと説明してくれました。特に痛みがひどいわけではなかったので、夏休みが終わって9月に入ってからまた来てねとのことでした。
費用のことを聞いたところ、イタリアの95%の歯医者は保険診療ではなく、自費診療だとのこと。たしかに健康保険証を提示している人はいません。ということは、前回の長期滞在時にビザを取るために保険に入る必要だったとき、歯科までカバーした保険に入るか医療のみかで悩みましたが、そもそも歯科は自費なら医療のみで問題なかったということですね。
親知らずいざ抜歯へ!
夏休み明け9月に入ってから合わせたようにまた歯がうずき始めました。これはさっさと抜いてしまったほうがいいなと再診察を受け手術の予約をしました。そして、手術当日です。まずは麻酔をかけて感覚がなくなってから歯茎を切開し歯を抜きます。術中はもちろん麻酔が聞いているので今何をしているのか分からないし、聞けないですが、初めに言われた通り30分くらいで無事終了しました。まだ麻酔が効いているので痛みはありませんでしたが、30分口を開け続けただるさはありました。その日は柔らかく煮込んだ野菜スープとゆでてつぶしたジャガイモを食べました。だんだん腫れてきて食べにくいなと思ってたけど、翌日はもっと腫れがひどくなってました。
おなかが空くのに食べられないってこんなに辛いんですね。しみじみ実感しました。ブログに載せるための写真を取らせてもらおうと思ってたけど、それどころではなかったので今回は写真無しで。
とにかく落ち着いた先生で、こちらの言うこともきちんと聞いてくれます。ローマに来た際、歯科にかかりたい方はご紹介しますよ。