ローマで野外円形劇場観覧!

ローマには円形劇場がたくさんあります。今回、そのうちの一つ、ジャニコロの丘にあるLa Quercia del Tassoという野外円形劇場で開かれたお芝居を見にいきました。

プラウトゥス の「カシーナ

プラウトゥスのカシナ

古代ローマの劇作家、プラウトゥス の「カシーナ」というお芝居です。

ざっくりとしたあらすじ:『カシナ』というのは、カシナという魅力的な奴隷女をめぐって、彼女に惚れた2人の奴隷の男オリュンピオとカリヌスが奪い合いをする物語である。特にこのオリュンピオには、主人のリュシダムスが彼とカシナの結婚を応援する代わりに、結婚したら2人でカシナを性の相手として共有しようと約束しており、奴隷制社会ならではのアイデアで話が進む。リュシダムスの妻や周りの者たちは、もちろんこれには反対で、カリヌスに肩入れしてオリュンピオとカシナの結婚の邪魔をする。

(Amazon マンガで読むローマ喜劇2の内容解説より。)

 

円形劇場 La Quercia del Tasso(タッソのオークの木)

anfiteatro_della_quercia_del_tasso

写真の右上の方に、この名前の元になったオークの木があるのが分かりますかね。これが、このテアトロの名前の由来になったオークの木です。

ちなみに、Tassoは、エルサレムの捕虜に関する叙事詩を描いたイタリアの詩人です。

今回のお芝居は、この劇場の50年記念公演でした。

野外劇場内部

開演前、徐々にお客さんが入ってきているところ。席は自由席で、常連さんはクッションを持ってきて好きな場所を選んで座ってます。私たちは、持ってきてなかったのですが、入り口でクッションをレンタルすることができました。

小さな売店もあり、アイスやちょっとした飲み物が買えます。

思ったより小さな劇場で、こぢんまりとしたほのぼのした劇場でした。お芝居のストーリーもコミカルなもので、手作り感もある舞台。

クーラーの聞いた映画館で映画を見るのも好きですが、21時くらい、夏の夜の涼しくなったころに、古代ローマの建物のなかで、現代風にアレンジされた古代ローマの劇作家のお芝居をみる。なかなか粋な体験でしたよ。