ローマ街歩き

エウルE.U.R ローマの中のモダンな地域

ローマのチェントロの印象が強すぎてローマはどこも歴史溢れる古い建物ばかりだと思っていたらそれは違う。モダンな建物もローマ郊外に建っています。

今回はその地域に建てられた会議場、通称ヌーボラ(雲)について。

 

ヌーボラと呼ばれる巨大会議場

雲の浮かぶ会議場の中の写真

 

ガラス張りの建物の中に雲のような白い空間が作られている異彩を放つ建物。建築家マッシミリアーノ・フクサスとドリアナ・フクサスにの作品。

そこで中小規模の書店の祭典が開かれるということで、ヌーボラに入ってみたくて行ってきました。

朝10時過ぎに到着。すでに入場切符のための長い列ができてました。

そして中に入るとこんな感じ。

 

ローマの会議場ヌーボラの中

書店の祭典も一部紹介

有名漫画家ゼロカルカーレのサイン会

トークショーが開かれていて、どこも大勢の人で賑わっている。有名な漫画家Zerocalcareのサインを求める長い列があったり、書店の人と本について語り合う人々の熱気で溢れかえっていました。

私たちも小説と漫画が混ざった本と、部屋に飾るためのイラストを購入。

ヌーボラの中へ!

エスカレーターでヌーボラの中へ。

そしてエスカレーターでヌーボラの中へ。

ヌーボラの美しいカーブを描く外枠

 

そこでは、しなやかに曲がりくねるヌーボラの不思議な空間で写真を撮ったり、写真を撮ったり、写真を撮ったりする人々。

 

ヌーボラの中からの格子越しの景色

ヌーボラの中からの景色もとっても綺麗でした。向かいは郵便局。

イタリア合理主義建築の数々

ローマ、エウル地区にあるコンベンションセンター広場

 

ローマの中心部とは雰囲気の違う、直線的な建物が多く建ち並ぶ地区。1942年のローマ万博のために計画された街なんです。第二次世界大戦のため実現はしませんでしたが。

オフィス街として使われていて、住宅街もその奥に広がっています。これからの変化が楽しみな地区です。

 

ローマ、エウル地区のイタリア合理主義の建物

 

春にはこの近くにある公園で日本の桜が楽しめます。ピクニックにオススメ!!