久しぶりにローマの中心部にある面白い建物を紹介します。
スペイン広場の階段を登って、トリニタ・ディ・モンティ教会に向かって右へ歩いていくと、面白い建物があります。
スペイン広場を訪れた際に、少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
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怪物玄関がある建物・ツッカリ自邸
ツッカリ自邸は、トリニタ・ディ・モンティ教会のすぐそばシスティーナ通りとグレゴリアナ通りの間に建っています。今回紹介したい特徴的な入り口は、グレゴリアナ通り沿いにあります。
なんとなく見たことあるような人は、もしかしたら怪物公園として知られているボマルツォ公園へ行ったことがあるのかもしれませんね。それもそのはず、この建物はボマルツォ公園から着想を得たそうです。
この建物を建てたフェデリコ・ズッカリはウルビーノ出身の芸術家。フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオレのドームにフレスコ画を書いたことで有名になり、名声を得ていました。
トリニタ・ディ・モンティ教会、右側8番目にある礼拝堂、マッシモ礼拝堂のフレスコ画も描いています。
1904年、芸術愛好家エンリチェッタ・ヘルツによって3階建てのこの建物が購入されました。その後、司祭の家が組み込まれたことにより、ヘルツの重要な絵画のコレクションと豊富な書籍を所有する図書館となりました。
ローマから車で行ける怪物公園についてはこの記事！
