安い手数料で、専門家が選んだ株の詰め合わせセットに投資できるETF。投資初心者に限らず、投資上級者にも人気のETFの中で、DEGIROで取引できるものをみていきましょう。
ETFの魅力
まずはETFの魅力を解説。
ETFは、いわば株式の詰め合わせセットです。1つの企業に絞って株を購入するということは、その企業が転けてしまうと株価が一気に下がってしまいます。その点、多くの企業が詰め合わされたETFでは、多様な企業が入っているので、1社のみと比べて下げ幅は少なくてすみます。
つまり、ポートフォリオを多様化することができるのです。
バンガードや i シェアーズといった専門家が株の詰め合わせを作ってくれているので、投資家は分野や国・地域を選ぶだけです。
DEGIROのサイトでもETFの魅力が語られているので抜粋します。
分散性がある:1つのETFで、インデックス、市場セグメント、投資スタイルのリターンを模倣することができます。
低い手数料:ETFは、市場における株式の取引行動や流動性を備えており、容易に売買することができます。
ETFは、市場にある株式のような売買行動と流動性を持っており、簡単に売買することができます。
グローバル株
Vanguard FTSE All-World
[ISIN: IE00B3RBWM25]
このETFは、FTSE All-World Indexに連動することを目指しています。これは、先進国及び新興国のグローバルな大企業および中堅企業の株式で構成されている指数です。
年間コスト:0.22%
iShares MSCI World
[ISIN: IE00B4L5Y983]
このETFは、MSCI World indexに連動することを目指しています。Vanguard FTSE All-Worldと同様に、先進国および新興国のグローバルな大企業や中堅企業の株式を対象とした指数です。
年間コスト:0.20%
Vanguard、iSharesどちらとも世界最大規模の資産運用会社ですので、上記の2つどちらを選んでもほぼ同じです。ご自身の好みの取引所で扱っている方を選べばよいでしょう。
米国株
Vanguard S&P 500
[ISIN: IE00B3XXRP09]
このETFは、米国の大企業500社の株式で構成され、米国株式市場のパフォーマンスのベンチマークとして広く認知されているスタンダード&プアーズ500( S&P500 )インデックスのパフォーマンスに連動することを目指しています。
年間コスト:0.07%
iShares S&P 500
[ISIN: IE0031442068]
Vanguard S&P500と同様、スタンダード&プアーズ500( S&P500 )インデックスのパフォーマンスに連動することを目指しています。
年間コスト:0.07%
実際投資しているETF
Kaoru51は、Vanguard S&P500 [ISIN: IE00B3XXRP09]に投資しています。
長期で投資する前提であること、手数料の安さからこのETFに投資することに決めました。
現在、米国一強ですので、米国株でも世界株でも中身はほぼ同じ米国の企業、結果は同じようなものです。
余談ですが、娘のために株を購入しようと思っています。この場合、超長期での投資になるので、リスク分散という点ではイマイチですが、全世界株を購入しようかと考えています。娘が大人になる頃には米国一強ではなくなっている可能性が高いので全世界に賭けようと思います。