スポレートへの1泊旅行

2020年1月19日

2019年の締めくくりにウンブリア州にある都市スポレートに行ってきました。

スポレートは、6月頃に有名な音楽祭が開かれたり、街の至るところにアートのある小さいながらかわいらしいおしゃれな街です。入り組んだ坂道が多く、秘密基地めいた場所です。

スポレートを初めて訪れる人はほとんど要塞に行くと思うんですが、そのチケットに+2ユーロでスポレートカードという5−6の観光地を巡れる券を売ってます。今回は下調べをあまりしてなかったので、その券を買って全ての場所を訪れました。オススメです。

 

アルボルノツィアーナ要塞 / 国立スポレート公国博物館

要塞に残された数少ないフレスコ画

1番の見所は、スポレートの一番高いところに立てられた要塞です。要塞は街のシンボルなので、夜も赤や紫、青色など奇抜なライトアップがされています。要塞の中には、フレスコ画が一面にあったのですが現在はほとんどが剥がされてしまいガランとした印象を受けます。

フレスコ画が一番残っているのは、スポレートの総督の部屋です。部屋全体の半分くらいフレスコ画が残っています。彼の部屋は書斎と寝室に分かれていて、専用のトイレもありますが、ローマのサンタンジェロ城にある教皇のプライベートな部屋とは比べ物にならないくらい質素です。教皇と一都市のトップではこんなに差があるんだなと思いました。

いくつかの芸術作品も展示されていますが、私が知っているような有名な作品はありません。

古代ローマ劇場跡と考古学博物館

古代ローマの劇場跡

要塞が建てられる前、そこには異教の神殿がありました。そんなスポレートの歴史を見ることができる面白い歴史博物館がローマの劇場跡に隣接して建てられています。発掘されたものの中には、遺体と一緒に埋葬された壺や儀式に使われた小さい人形の祭具などが見られます。

スポレートで発掘された織物機

劇場跡の観客席に座って、当時の人の様子を想像するのは楽しいものです。

入り組んだ小道散策と美味しいレストラン

要塞から見たスポレートの街

スポレートが面白いのは入り組んだ小道をぐるぐる彷徨えるところです。時間に追われず、ゆっくり歩いてみてください。面白い落書きや、焼きたても甘い匂いが店から溢れているお菓子屋さんに、「前払いのみ!」と入り口に大きく書かれたおじいさんがやっている革製品の修理お店など味わい深いお店が次々出てきます。

そんな中には、素敵なレストランもいっぱいあります。どこも食事時になると賑わって温かい雰囲気がよりお店を魅力的に見せています。そんな中、人がいっぱいでどこにも入れず困った末に入ったレストランがとても独創的で驚くほど美味しかったので、そこを記録しときたいと思います。

 

スポレートでのおすすめレストラン入り口

その名は、「カジュアルレストラン900」なんか小洒落た雰囲気だけのレストランかなと思ったら、修行したシェフしか出せないような料理が出てきました。

前菜で頼んだチーズのスフレ、ピスタキオソース添えがものすごく美味しくて、びっくり。軽く食べるつもりで入ったので、レンズ豆のスープのみを頼みましたが、量もたっぷりで優しい味でした。

隣に座った食にこだわりありそうな2人組も、パスタを食べて大絶賛してました。

次も必ず行きたいレストランです。騙されたと思っていってみてください。