第1日曜日、ローマ観光の日。3回目の今回はどっさり詰め込みました。フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘、コロッセオは諦めて、ガレリア・スパダ、カンポ・ディ・フィオリ、そしてローマ美術館です。それでは始めましょう。
フォロ・ロマーノ
コロッセオのすぐそばに広がる大きなフォロです。フォロとは人々が集まる公共の広場のこと。
この写真はティトゥスの凱旋門のアーチの内側。7つに枝分かれしたローソク立てが特徴的。
パラティーノの丘
ローマに初めて来た時、フォロ・ロマーノ、コロッセオの観光のついでに訪れたことがあるので今回で2回目。ローマガイド作成中なのでパラティーノの丘についてももちろん調べて知識はありましたが、ここはローマ通向けの場所もしくは散歩を楽しみたい人向けの場所ですね。というのも、あまり遺跡が残っていないので、昔はこうだったと想像しながら見るしかありません。
コロッセオは第1日曜日はローマ市民だけでなく全員無料のようで、長蛇の列ができていてお腹も空いていたことだし、コロッセオ観光は諦めました。
ガレリア・スパダ
お昼ご飯後、カーシェアを使ってファルネーゼ広場の近く、ガレリア・スパダへ。ここはイタリアバロックを代表する建築家ボッロミーニが建設した柱廊があります。実際は9mしかありませんが、見た感じ15m以上ありそうに見えます。柱廊も面白かったですが、ガレリア内の当時の調度品に囲まれた部屋で見ることのできる枢機卿ベルナルディーノ・スパダのコレクションも見応えがありました。
ローマ美術館
ガレリア・スパダの後は、カンポ・ディ・フィオリで閉まりかけのマーケットを見ながらナヴォーナ広場でも見て帰ろうかと歩いていたら、ローマ美術館が現れました。せっかくだからと軽い気持ちで訪れたらこれがとても素晴らしい!歩き疲れて足が痛かったけど帰ろうと思わないくらい気に入りました。
細部に装飾が施された吹き抜けの階段を登っていくと展示室につきます。ローマ美術館というだけあって、ローマをモチーフにした絵画が多く飾られています。それも当時の様子がそのまま描かれているので、昔はこうだったんだと著名な画家の絵を通して現在と昔の間違い探しを楽しみました。
あまりメジャーでない私の近所の公園にある遺跡が描かれていたのを見つけた時がこの日のハイライトかもしれません。
帰りの混んでいる上に渋滞に巻き込まれ全然進まないバスの中で、多くの美術館の前を通り、まだまだこの第1日曜ローマ観光は続くなと思ったのでした。